[花火]ペンダントの理由

MASAAKi TAKAHASHiの最初のデザインは、[花火]をイメージしたペンダント。

これには、大きな思いがあります。
2011年3月11日の日本をおそった大震災。
多くの犠牲者をだし、帰るところを失った住民。
とても、お祭りや花火大会が出来る雰囲気ではなく、多くの行事が中止になりました。

2012年5月に、私は岩手県釜石市の宿泊施設「宝来館」を訪れました。
そこの女将は、最後、津波に巻き込まれながらも、宿泊者、従業員、さらに、地域住民にも声をかけ、裏山に避難させている映像が公開され、注目された方です。
その宝来館で、女将から、当時のこと。これからの復興のこと。私が住む下町葛飾に万一、水害や津波が襲ったときにすべきこと。など、をお話しして頂きました。

その中で、復興という女将の思いは、
「3.11の震災で日本全国の活気が沈んでしまった。今年は、復興という言葉で、日本全国でお祭りや花火大会などを盛り上げ、思い出したら、まだ、復興が進まない、東北に来て欲しい!」
と、言うものでした。

そんな出会いから、復興のシンボルは「花火」だと感じ、デザインしました。

そして、この売り上げの一部(9月15日まで)は、東北の観光復興の拠点となっている「宝来館」に寄付することにしました。

私の思いをこめてつくるスワロフスキーを使った「よせもの」技術での、[花火]。
最初のデザインとして、強い思いがあるデザインです。
よろしくお願いします

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