三渓園の紅葉

12月1日、友人の結婚式に参列しました。招待状を見たら、三渓園。
入園すると、中央に大きい池が配置された庭園
2007年には国の名勝に指定され、庭園全域も文化財となっています

庭園として有名なところで、結婚式も出来ることを知りました。
せっかくなので、集合時間前に、少し見学。どうやら、この時期にしか見れないと言う内苑に行ったのですが、凄い見物人!
それもそのはず、見事な紅葉に、結婚の晴れ姿をプロに依頼している撮影グループや、アマチュアカメラマン、観光バスで来ているだろうご高齢の方々が、道を埋めていました。
私も最近買いたてのカメラで、アマチュアカメラマンに混ざって撮影!一眼レフでは無いですが、被写体が良ければ、それなりに良い写真が撮れますね!
もみじ
完全な紅葉もいいけど、緑と混ざったもみじも
逆行だと、爽やかな秋に感じますね!
イチョウ
まるで黄金の絨毯。

そんな事をしていたら、集合時間になり、式場へ。
式場は、鶴翔閣と言う、通常は、立ち入り出来ない建物。海外要人などへのお茶会や、食事会など、公用で使われる事が多いらしく、年間、30組だけ、結婚式に使われるとの事です。
披露宴会場
畳の上ですが、テーブルにイスです。
和風建築ですが、天井高が高いので、
プロポーションが不思議!

実は、友人は、私がフィンランドの建築家、ユハ・レイヴィスカの事務所で仕事をしている時、ヘルシンキ工科大学の留学生だった、松本淳くん。彼は、フィンランドの巨匠建築家、アルヴァ・アールトの研究者。
和風建築でありながら、北欧の小物や、クリスマスツリーが飾られ、独特な雰囲気がありました。
しかし、何処と無く、そんなに悪く感じないのは、この建物の建主だった明治の実業家、原三渓が、身長、180センチ以上の大男で、和風建築なのに、天井高や廊下幅が広く、その当時から、畳の上に、テーブルや椅子も置いての生活をしていたという経緯もあるからなのかとも思いました。
披露宴も、落ち着いた雰囲気で、私もフィンランドの彼との思い出をスピーチさせてもらい、一瞬で若い頃へタイムスリップしました!
帰りも、久しぶりに会ったフィンランド関係の友人と、三渓園の紅葉、点在する、昔の建物を見学して、和やかな日曜日を過ごしました!
内苑を散策
帰るときには日が落ちてきましたが、
夕闇の空も、美しい風景でした。

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