ファッションワールド東京で「よせものデザインワークショップ」

2017年4月5日～7日まで、東京ビッグサイトで開催された「ファッションワールド東京」のイベントの「国際アクセサリーEXPO」に、参加させて頂きました。

今回の出展の経緯が、面白く、私のよせもの作品には欠かせない、スワロフスキー・クリスタルを留める土台（ツメ）を製造しているドイツのメーカーが、日本でこの展示会に出展したいということになり、そのツメを輸入販売している代理店が手伝うことになりました。しかし、華やかな場所で、パーツだけ並べても面白味が無いということで、そのツメを並べることにより、よせものデザインが出来る仕組みを、ファッションブランドや、雑貨ブランドなどのデザイナーさんなどに向けて、業界初、BtoB向けの「よせものデザイン体験ワークショップ」を開催しました。
そのため、皆様に見て頂く作品はMASAAKi TAKAHASHi。OEMを受ける会社は、私の会社アトリエ・エイトとなります。

展示会で時間のない中、3日間で、８名の方が参加して頂きました。
また、参加できなくても、時間があれば、参加したいということで、不定期開催の一般向けワークショップに参加したいという方や、もっと詳しく聞きたいのでMASAAKi TAKAHASHiのショップに来てくださるという方のアポイントなど、好印象でした。

通常、一般の方に向けてのワークショップの場合、みなさん、何を作りたいか準備し参加されるのですが、今回は、参加目的のない方を、引き留めて参加して頂いているので、
「さあ、デザインしてみましょう！」
と、言っても、難しいので、作り始めに困った方には、春なので、「花」をテーマに作って見ましょうと、促しました。
ただ、手を動かしているうちに、通常からデザインの仕事をされている方も多く、ストーリーを持ったデザインに方向転換していく方も多かったのが、私も勉強になりました。

作業時間は、やはり、スタートすると、自分の納得するデザインにするまで向き合うので、最低でも30分～1時間ぐらい、集中してデザインをしていました。

今回は、OEMとしてのワークショップなので、ご希望頂いた企業様には、見積もりも後日提示させて頂くという、仕組みです。

それにしても、この「よせものデザイン体験」も「石留め体験」も、いつも、最後に、「楽しかった」と、言って頂けるので、本当にうれしいです。

これで、12月から続いていたイベントもしばらく、休憩。
なかなか、作れなかった、新作や企画を、この4月、5月で練りこみたいと思います。
みなさま、お楽しみに。