ウインドウディスプレイが新しく

MASAAKi TAKAHASHi アトリエ・ショップ(2k540)のウインドウディスプレイを変更しました。

これまで、ガラスの後ろの窓枠が20センチ以上あったため、窓に向けたディスプレイを、お客様が外から見る時、ついつい、引き寄せされて、これまで、100人以上の方が、おでこをゴッチンしていたと思います。

ここにディスプレイをするために、さまざまな、什器を探しましたが、良いものが見つからず、さらに、その窓枠の中に、段差もあるため、足元も平らでない!
結局、試行錯誤の上、良いアイディアがようやく浮かびました。

デザインは浮かべど、作るのは、自分自身。家具図は、もともと、建築出身なので、お手の物!むしろ、家具図は好きだったので!
また、製作も、フィンランドで仕事をしていたころから、学生に交じって、ヘルシンキ工科大学のワークショップを借りて、いろいろ作っていたので、下手な大工さんよりかは出来ると思っています。

今回のアイディアは、テーブルをひっくり返した脚の上に、ガラス天板を置き、そこにディスプレイするというもの。
店内の什器は、IKEAの家具が8割ぐらいなので、なるべく、そのバランスを崩したくないため、あえて、中央テーブルに使用しているテーブルの脚をIKEAで購入し、それを逆さまに使用。
そのことによって、外への印象と、中の印象をつなげて、ごちゃごちゃなインテリアになりません。

ガラスの天板にしたことは、もし、普通の板を使うと、目線の良いところで窓の上下を分断してしまい、下の段にも照明が必要になります。さらに、せっかくの一枚窓の印象を分断してしまうので、ガラス天板にしています。独特な透け感のある、「よせもの」の印象にも似ている、浮遊感も出ますしね!

まだ、悩み中なのは、照明計画。
照明は、凝りだすと金額が高くなりますが、実は、照明計画も大好き。
とりあえず、窓枠の上部にライティングダクトを入れて、スポットライトを入れました。(これも自力で取付)
一つは、LEDスポットライトのワンコアという、光の直進方向性があるものです。通常のLED照明は、複数の光源をもつため、商品の影が複数になりますが、この照明は、これまでの電球の光のように、影が比較的はっきり出るタイプ。さらに、こだわりの色温度、3500K(ケルビン)。これは、電球色より、白く、昼白色より温かみのある色。実は、この色温度のスポットライトは市販ではほとんどなく、業務用が殆どです。そのため、金額も高い!店内の主要スポットは、全てこのスポットに統一しています。
もう一つは、現在、実験中で、通常のLEDスポットライトで昼白色。白い光ですね!
インテリア計画が、外も中も印象を同じくして自然な雰囲気を作っていますが、照明計画で、少し、通行人の目を引こうと思い、2つ。いや、その中の家具についているスポットがハロゲン球で3000Kなので、3つの光源が存在するウインドウになっています。

「よせもの」ジュエリーを語るより、熱く語ってしまい、インテリア、建築好きなのも、おわかりいただけたでしょうか!

まだまだ、寒いので、のんびり、外を歩く人は少ないですが、春先にのんびり散歩する方にはぜひ、ウインドウを楽しんで頂きたいと思います。

MASAAKi TAKAHASHi

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